あと一歩届くまで

社台とサンデーで一口馬主を始めました。 ダービー制覇までの道のりを書きます(たぶん、来年勝つわ)

オフサイドトラップと申します。
社台・サンデーの一口馬主。
まったりと競馬やゴルフを語ります。
好きな馬のタイプ:
•栗毛のシャドーロール
•怪我から我慢強く復帰して活躍した馬
•イマイチ勝ちきれないけど、いつも一生懸命走る馬
神:オフサイドトラップ
大好き:ナリタトップロード、サクラメガワンダー
出資馬:
ディアスティマ(サンデー)、ヴィアメント(社台)命名
グローサーベア(社台)命名、ヴェールランス(社台)命名
ディーコンセンテス(サンデー)、サインオブサクセス(社台)

2020年04月

矢野先生から話があり、
グローサーベアは中一週で芝1400mに、出走とのことです。


この馬、公式コメントにも昔、


健康優良児


とか言われてたから、体強いんだろうな。

使い込まなかったのは気性の理由が強いと思ってたんだけど、


まさか中一週でくるとは。
ここに来て相当気性が落ち着いてきたのかもしれません。元気はどーせ、いつもある。

早めにセン馬にしてよかったですね。
種馬になれないけど。。。







それはさておき、矢野先生、早速芝使ってきましたね。


出資者の中にも芝向きと思っている方はかなりいらっしゃると思いますが、私もその一人ですり



だいたいハービンジャーで、ダート得意って相当レアですからね。


ハービンマオとかダート地方重賞勝ったけど、相当レアもん。

過去3年の成績でも、下のように、
芝204勝に対して、ダートわずか18勝。

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東京ダート勝ったのはグローサーベアのみ。



普通のハービンジャー産駒傾向は、
距離は長くなればなるほど、成績が良くなるし、

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タフな馬場を好みますので、洋芝函館なんかは最高です。
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きついペースになって、最後の持続力が、求められる競馬場や馬場は向いてるんですよね。



そういう意味で、距離は長くないけど1400mみたいにあまり息の入りにくい微妙な距離を、得意にしている馬は確かにいます。

ハイペースラップで入って、直線最後に粘りあいみたいなのが欧州種牡馬に向いてるのでしょう。



ということで、芝参戦大歓迎。
ぜひとも、ここで進化した競馬をしてもらいたい。

今のダート短距離路線は超強力な日系アメリカ馬が大量にいるので、今後あの路線でいくのは相当骨が折れますし、たぶんカフェファラオとか、レッチェバロックなんかに勝てる気しないもんな。

ということでグローサーベアには、芝で活路を見出して欲しいですね。



あわよくば勝って葵ステークスとかいかないかな笑





グローサーベアが勝ち上がりを決めた今、オフサイド厩舎にないものは特別勝利、



いや、一気に重賞でもよし!



ということで、来週は青葉賞にディアスティマが挑戦します。


危なく今週の新緑賞に回る羽目になりそうでしたが、自ブロック制限によって、1勝クラスで東京遠征できなくなりましたので、重賞に挑戦です。


明らかに同じサンデーのフィリオアレグロとの使い分けっぽかったので助かりました。

フィリオアレグロ全然強く見えないんだけどな。
ドスロー専用な気がする。



最近は外人騎手のおかげか、しまったレースが増えた気がしてて、昔よりドスローの決め手だけ勝負が減った気がします。スローに落とすと、まくって上がっていくような中堅騎手も増えました。

だから、勝ち馬の上がりが35秒台みたいなレースが増えて、ロベルト系のようなタフな競馬になった方がいい馬たちにも脚光が当たっているのではと少し思っています。



さて、ディアスティマのライバルですが、それほど強烈なメンバーはこなさそうです。
良くも悪くも例年並みのランクの馬が多い気がします。

東京のクラシックディスタンスで、化ける馬がいるかどうか。



ふと思ったのはこのレースのメンバー、、、
なんかに、似てるなと思ったのは


2018年の青葉賞(勝ち馬ゴーフォーザサミット)


今回不可解な皐月回避をしたオーソリティが、
当時2番人気のオブセッション(11着)に被るなってとこから。


同じシルクの馬で、「オ」から始まり笑
弥生賞で負かされて青葉賞に回った臨戦過程が一緒。


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そしたらふと思ったのは、あれこのレースの一番人気だったスーパーフェザー(3着)って、なんかに似てない??


ってこと。



そしたらフライライクバードとそっくりの臨戦過程と気づく。
少頭数のアザレア賞かったのも一緒。

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挙句に、名前もフェザー(羽)から、バード(鳥)だから、


本当にそっくり笑




いやいや、面白いなぁって思ってたら、

あれ、フィリオアレグロってなんかに似てるぞ。。。
って思ったら、

2018年3番人気のサトノソルタス(6着)とデジャヴ笑

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共同通信杯差して届かずのディープインパクト産駒。




もう、何から何まで似てんじゃーん。


と思って、再び馬表を見ると、、、


7番人気で2着だったエタリオウって、、!



ディアスティマそっくりじゃん!!笑

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いや、2019年の青葉賞2着だったランフォザローゼスにも似てるぞ。


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とまあ、似たような馬がいるのは競争ステップのレースがあまり変わらないので、当たり前といえばそうなのですが、

名前や所属、血統まで被っているので、






こりゃ、
ディアスティマ2着はあるわ





でも2018年の勝ち馬のゴーフォーザサミットと似た臨戦の馬がいないんですよ。

さらにいえば、東京中距離の1勝クラス勝った馬もいない。
(サトノフウジンは多分プリンシパルなので)


ってことは、だ。




ディアスティマが1着だわ!!!





歴史がそう語っている
ニヤリ( ̄∀ ̄)

グローサーベアが東京2Rダート1400mで、、




、、、




無事に。。。。








初勝利をあげました!!!



​もう、、、




涙がでそうです。





2歳福島のデビュー戦。

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伝説の最狂馬とか言われてましたね。
小幡育也くん、ごめんね。




そのあとも、スタートしてすぐ横っ飛びの瞬間移動とか、

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もー、それはそれは手のかかる子でした。


タマタマは無くなっちゃったけど、手のかかる子ほどかわいく愛おしくなるものです。


調教タイムはいつも素晴らしかったけど、
あまりのキチガイっぷりもあったのか、netkeibaの掲示板とか、ほとんどコメントなくて、寂しい限り。


去勢後最初のレースでぼろ負けした時は、多くの人に終戦といわれましたが、



私は必ず勝てると、


必ずこの馬は強くなると信じていました。





なかなか、ここまで思い入れのある馬も少ないです。




矢野先生はじめ、厩務員の方には大変な苦労をかけたと思うのですが、無事に未勝利勝つことができて感無量です。


できれば府中で口取りをしたかったですが、
それは未来の重賞口取りを待ちたいと思います。




グローサーベアは、募集時比較的小さく、またグリーン出身のダート短距離牝馬にハービンジャーということもあったのか、全く人気がありませんでした。


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ただ、歩様は柔らかかったですし、緩さは見えても前向きで好感が持てるような動画でした。
小さいけどトモの張りも、馬体のバランスもすごい良かったんです。



二次で残っているのを見て、なんで残っちゃったんだろう?

で、電話したら、社台のスタッフもちょっと意外な反応で


え、シュテルンターラーですか??

1口でいいですか?4口いけますよ!



なんて言われちゃって、

勝手な思い込みですけど、あまり期待してない感じがしました。



私は絶対走ると信じてましたが、すこし不安になったのが、見学に行った時。




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あーーー、


こいつは武闘派やな、、、と。





案内してくれた方も言ってましたが、

母父でしたが、ネオユニヴァースというのは本当に難しいんですね。


この気性に今後どうやって向き合うか?
というのが課題になると思いますが、そういう意味で、早めの去勢は英断でした。


個人的には、すこし勿体無い印象もありましたが、
これから結果を残して長く活躍してもらえればと思います。


いつも前向きで健康優良児で、ちょいワルの馬になってもらえればと思います。


まだまだ始まったばかりの競争人生。


頑張って欲しいです。


東京向いてそうなので、ダービー週の周辺でもう一度芝で走って欲しいですね。


ハービンジャーで芝1400mのほうが絶対向いてると思います。



とりあえず、ホッと息をついた、そんな小さな大きな一歩であった未勝利戦でした。



これで今年も、


出資馬全頭勝ち上がり達成です!




すこし時間かかりましたが、無事にラリマールースがゲート試験を合格しました。
そして、嬉しいことに6月の阪神で新馬デビューすることが決まりました。


寂しがり屋とか言ってたんですが大丈夫だったんですかね。

よかったです。


早期デビューできたこともあり、せっかくなので記憶にとどめる意味でも、

出資理由について少し書こうかと思いました。


もともと募集時に、チェックはしてたんですが、第2、第3にはいれませんでした。

しかし、父ローエングリンで、母がダート馬ロマンシングジェム。初子のフラッシングジェムもダート馬ですから、


ダート牝馬ということで人気がなかったようです。
番組少ないですからね。中央には牝馬限定ダート重賞ないし。

二次でも余っていたので2口出資しました。



でも馬体、特に繋ぎはかなり寝ていて、芝でいけるのでは?と思える仕上がりです。

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ラリマールース


バランスも良く、トモの張りもいいです。
首の太さも細く、私の好みです。


この馬も、今週土曜に未勝利脱出かけて出走するグローサーベアと同じでかなり募集時は小柄でした。
(それも人気減らした理由でしょう)


出資を決めるにあたり、
何より私が真っ先にチェックしたのは、あの馬です。

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さあ、誰でしょう笑












おそらく察しのいい方は気づかれると思いますが、父ローエングリンの活躍馬



ロゴタイプです。
(募集時写真ですが、冬毛が多いです)


朝日杯、皐月賞、古馬になってからも安田記念を勝つなど、タフに7歳まで走り続けて種牡馬入りしました。


馬格は、牡馬のロゴタイプにはかないませんが、
ラリマールースは、ロゴタイプにシルエットがよく似ています。

写真並べて見てみると、被りまくりです。
むしろトモはラリマールースのほうが張ってるようにも見えます。



同じく同配合で活躍したカラクレナイと比べると、正直、上の二頭の馬体はカラクレナイより、かなりバランスがよく見えます。

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カラクレナイ






血統面で母系を比較して見ましょう。

ラリマールースは、母父がアグネスタキオン、母母父がデインヒル。ダンジグ系ですね。

また重要な点で母系の奥、

母母母母のPush a buttonは、実は父Bold Lad(父Bold Ruller - 父父Nasrullah)×Prince John(その父Purincequillo)になってますので、
今流行りの血統家大好きな



ナスキロ系ですね
(Nasrullah×Princequillo)
切れとスピードを大幅に増幅すると言われています。


おそらくこれが、アグネスタキオン(サンデー系)とのニックスに、プラスαで必要なものです。

父ローエングリンは、元々欧州三冠馬Mill reef(父Never Bend-父父Nasrullah、母父Purincequillo)のクロスを持ってますので、

ラリマールースは、ナスキロのクロスが多く発生するわけです。
さらにいうとBold ruller(父Nasrullah)のクロスも発生



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ヘイローとノーザンダンサー、そして、ナスキロクロスが遠くにあるわけです。





ロゴタイプは、
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母父サンデーサイレンス、母系はボールドルーラや、ヌレイエフなどが見えるスピードに特化した系統が多く見え、同じくヘイローとノーザンダンサーのクロスがあります。

これも同じくですがRisen Starの父Secretariat(米国最強の三冠馬)が同じくBold Ruller(父Nasrullah)×母父Princequillo のナスキロですので、

ナスキロクロスとなります。



カラクレナイは

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ラリマーと同じく母父アグネスタキオンに懐かしのレッドチリペッパー!
アンブライドルドのミスプロ系とカロの系統もありますので、こちらもかなりスピード特化型。

Unbridledの父FappianoがPurincequilloを持っており、他にNasrullahの血もいたるところにあるので、これもナスキロクロス発生

同じくヘイローのクロスがあります。





ということで、走る条件?かどうかはわかりませんが、ピックアップすると、


①母父系統がサンデー
②ヘイロークロス(①で、自動的に発生)
③母系にスピード血統(ダンジグ、ヌレイエフ、カロ、ボールドルーラーなど)
④ナスキロのクロスが発生


以上、活躍してる馬には共通点が多いです。
ラリマールースも同じ構成。



逆に微妙に違うのがハッピーグリン。
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母系は、ブライアンズタイムやニジンスキーなど。これでもかというスタミナ系が入っています。
洋芝中距離得意なのはここらへんの血の系統でしょう。


実は一部でニックスと言われる、
父ローエングリン、母父アグネスタキオン(サンデー系)の中で、

いまいち成功していない馬たちは母系が少し重苦しく、スピード系の血がないんです。
ハッピーグリンも走る馬ですが、若干スピードが足らず洋芝が得意なのはそれが影響しているのではと。


追伸:よーーーーーく見たら、相当遠いところにナスキロを発見。
母母母母母(5代母)のStick to Beautyの父IllustoriousはRound Table(父Princequillo)で母父がNasrullahでナスキロの逆バージョンでした。




ここが、血統的なキーポイントかと思っているのですが、その意味でラリマールースは全く問題ないですね!



馬体、血統ともに、活躍している条件に適合してますので、出資にいたったわけです。


長くなりました笑









もともと未勝利勝ったばかりの馬だらけだったから、

2勝目は大変だよなぁとは思ったけど。



ここまで今年未勝利。。。。泣



ディアスティマの大寒桜賞には閉口しましたわ。




さて、先週の土曜日はヴィアメントが福島ひめさゆり賞にでました。

ヨシトミ騎手が直前に落馬したので大丈夫かと思いましたが、無事に騎乗。

ダメージがあったかどうかはわかりかねますが、好スタートからあまり無理せず後方三番手。

過去二戦の悪夢が蘇る。。。



しかし、今回は良馬場だったこともあるのか、最後は後ろから上がり最速で伸びてきました。


ただ、公式で鹿戸先生が言っていましたが、あきらかに競馬に参加していません。

デットーリが乗って勝った後は、いままでの先行力が突然なりを潜めて行きっぷりが突然なくなりました。


余程気に食わないことがあったのか、デムーロが、嫌いだったのかはわかりませんが。


福島から山元近いのでリフレッシュ出ていますが、出来れば良績のある東京の2000mか、同じ左回りの新潟早苗賞あたりで戻ってもらいたいですね。

左回りで33秒台の足を再度見せてもらいたいです。



翌日は、ブーケオブジュエルの復帰二戦目。
全く期待してませんでしたが、最内から好スタート。


そのまま逃げの手に。

ただ、福島開幕週だったこともあったか、
今回はかなり好調馬が揃って、スローペースを見越して人気馬が3コーナー手前からガンガン上がってくる競馬。


勝ち馬リーピングリーズンのタイムは決して早くないので、やむを得ないのですが、流れ的には少し厳しかったですね。


3コーナーでは、どれだけ負けるのかと思いましたが、脚はそれなりに残っていて、早めにかわしにきた人気馬にも最後まで食らいついて先着。

8着を確保しました。

8着に残る残らないは大事。
藤田騎手偉い。


次走は福島いけなさそうなので、新潟かなぁ。
しかし、4歳4月でまだ5戦ですからね。。。


足元不安があるにしても、この出走回数じゃ話になりません。少し強めの調教課して成長してもらわんと。
足元の強さは大事ですね。。。








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