あと一歩届くまで

社台とサンデーで一口馬主を始めました。 ダービー制覇までの道のりを書きます(たぶん、来年勝つわ)

オフサイドトラップと申します。
社台・サンデーの一口馬主。
まったりと競馬やゴルフを語ります。
好きな馬のタイプ:
•栗毛のシャドーロール
•怪我から我慢強く復帰して活躍した馬
•イマイチ勝ちきれないけど、いつも一生懸命走る馬
神:オフサイドトラップ
大好き:ナリタトップロード、サクラメガワンダー
出資馬:
ディアスティマ(サンデー)、ヴィアメント(社台)命名
グローサーベア(社台)命名、ヴェールランス(社台)命名
ディーコンセンテス(サンデー)、サインオブサクセス(社台)

2021年10月

出資馬が、サインオブサクセスヴェールランスと二連勝してくれたのは良かったんですが。。。



馬がずいぶん減って全然走ってくれません。

ディアスティマが一年休養なんで実質4頭しかいないのでしょうがないのですが、、、

ディアスティマは、まだ患部の状況が思わしくないようです。
がっつり時間かかりそうな感じ。

でも今日、同じく繋靭帯を怪我したルーツドールが1年ぶりに走って復活したので、ディアスティマにも奇跡の復活を期待します。



ヴィアメントは、だいぶ乗ってこれたので、そろそろ帰厩しそうな気配。
おそらく11/20の晩秋ステークス(東京ダート2100m)が本線と思うけど。


意外とフルゲートにならないアルゼンチン共和国杯も面白いと思ったんだけどなぁ。
11/7はちょっとタイトかな。

返す返すも無駄な札幌遠征でした。



グローサーベアは、両後ろ足が筋肉疲労とのことで、復帰戦は少し先になりそうかな。
年内一回走って欲しいな。


ビーナスローズは、両後脚ボーンシストの患部にボルトを埋め込む手術がうまくいき、患部の骨再生が進んできたようです。
来年無事にデビューできることを祈ります。




あとは期待の2歳馬たち。
絶不調の社台RH。
いまだ勝ち上がりが、

サインオブサクセス
ヴェールランス
エクラノーブル
スターズオンアース
ポメランチェ

の5頭しかいません。
しかも、エクラノーブルは新馬戦勝った後に骨折で春絶望。

ポメランチェはコンスタントに走って頑張っていますが、ちょっとそこが見えてしまった感があります。


ソーウルスターリングの甥っ子のスターズオンアースを含めて、オフサイドトラップ厩舎の二頭が中距離で存在感出して欲しいですね。



サインオブサクセスは、山元放牧中。
ハービンジャーらしい緩さは残るものの徐々に芯がはいってきたとのこと。
体重増やしていきたいといってるので、やはり復帰は12月4日の葉牡丹賞(中山芝2000m)あたりでしょうか?
この馬も最近どんどん良くなってるみたいですし、期待もてます。
才能の芽を摘まないように大事に育ててほしいです。2歳陣が好調の伊藤圭三先生。楽しみです。


ヴェールランスも、山元放牧中。

レースでは434kgまで減っていたのでだいぶ心配してましたが、幸いすでに447kgまで回復してるそうです。
身がしっかり入るまで、まだまだ時間がかかるタイプだと思うので、それまではゆっくり、きっちり、仕上げていって欲しいですね。

とはいえ、藤岡先生は明確に



「クラシックに乗せていきたい」
byデイリースポーツ





と明言されてましたので、きっとローテーションを考え始めているでしょう。
おそらく12/11のエリカ賞(阪神芝2000m)かな。


両方とも芝2000m以上がよさそうなので、そのうち相見えるときが来るでしょう。



もしかして京成杯とか?笑


ディアスティマとヴィアメントもこのレースで闘いました。




またそんな日が来て欲しいですね♪





ゴルフ飽きた!!


もう一つのクラブ選手権に出場。


無事に予選を通過しましたが、今回は前回のクラチャンが一回戦の相手。


15番まで2UP

16番で1UPになり、


迎えた最終ホール。


パー3


パーならまず間違いなく勝ちなんですが、



残念ながらバンカーにいれてしまいボギー。



延長の19番ホールで敗れ去りました。




アイアンがずっと安定しない中、予選を戦い、
なんとか週中で調整しましたが、最後の最後で化けの皮が剥がれました。


クラチャン相手に善戦ともいえますが、
競馬と一緒で、勝たなきゃ意味なし。


これからシーズンでゴルフが多く入っているのですが、
テンションガタ落ちでちょっとやる気失せてます。。。


早く出資馬がレースでないかなぁ。
ヴィアメントとグローサーベアはそろそろ入厩だと思うのですが。


母ジュエラーにいきましょう。
父ヴィクトワールピサ
母バルドウィナ
母父Pistolet Bleu

母系バルドウィナは、ノーザンダンサーを全く持たない異系のフランス血統ですね。
だからジュエラーはつけた瞬間から、1/4異系となります。


キタサンブラック 
2012 鹿毛 
[血統][産駒
Halo系
ブラックタイド 
2001 黒鹿毛 
[血統][産駒]
サンデーサイレンス 
Sunday Silence(米) 

1986 青鹿毛 
[血統][産駒]
Halo 
1969 黒鹿毛
Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well 
1975 鹿毛
Understanding
Mountain Flower
ウインドインハーヘア 
Wind in Her Hair(愛) 
1991 鹿毛 
[血統][産駒]
Alzao 
1980 鹿毛
Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere 
1977 鹿毛
Busted
Highclere
シュガーハート 
2005 鹿毛 
[血統][産駒]
サクラバクシンオー 
1989 鹿毛 
[血統][産駒]
サクラユタカオー 
1982 栗毛
テスコボーイ
アンジェリカ
サクラハゴロモ 
1984 鹿毛
ノーザンテースト
クリアアンバー
オトメゴコロ 
1990 栗毛 
[血統][産駒]
ジャッジアンジェルーチ 
1983 栗毛
Honest Pleasure
Victorian Queen
テイズリー 
1981 鹿毛
Lyphard
Tizna
ジュエラー 
2013 鹿毛 
[血統][産駒
FNo.[1-n]
ヴィクトワールピサ 
2007 黒鹿毛 
[血統][産駒]
ネオユニヴァース 
2000 鹿毛 
[血統][産駒]
サンデーサイレンス 
1986 青鹿毛
Halo
Wishing Well
ポインテッドパス 
1984 栗毛
Kris
Silken Way
ホワイトウォーターアフェア 
Whitewater Affair(英) 

1993 栗毛 
[血統][産駒]
Machiavellian 
1987 黒鹿毛
Mr. Prospector
Coup de Folie
Much Too Risky 
1982 栗毛
Bustino
Short Rations
バルドウィナ 
Baldwina(仏) 

1998 鹿毛 
[血統][産駒]
Pistolet Bleu 
1988 鹿毛 
[血統][産駒]
Top Ville 
1976 鹿毛
High Top
Sega Ville
Pampa Bella 
1981 栗毛
Armos
Kendie
Balioka 
1985 鹿毛 
[血統][産駒]
Tourangeau 
1968 鹿毛
Val de Loir
Torbella
Bangalore 
1973 鹿毛
Cadmus
Balbona
こちらもクラシック桜花賞の勝ち馬。

前回ブログで投稿しましたが、


チューリップ賞も桜花賞も上がり3F33.0秒の鬼脚で上がっていますが、


このスピードはどこから来てるのか?って話。




はっきり言って、
ヴィクトワールピサの産駒のくせに、、、



って思ってた人が多かったはず笑



たぶん、そこがジュエラーの能力の鍵だと思うんですよ。


ここから先は血統評論家の望田潤さんの過去ブログに詳しいのですが、


多分、Pretty Polly






プリティポリーは、下のリンク見てもらうとわかりますが、どんでもねぇー馬でした笑
いまだに最強馬論争に顔を出してくる馬です。


(・∀・)


2歳時にはスプリントレース出まくって勝ちまくり。3歳になったら楽勝で牝馬二冠達成。

イギリス(日本もだけど)は3冠目のクラシックが牝馬にはないので、やむなく2900mのセントレジャーにでて、


二冠牡馬セントアマントを一蹴して変則三冠達成という離れ業を成し遂げます。


あまりに勝ちまくるもんだから、オーナーが距離適正無視してレースにでて勝ちまくり、最後は明らかに適性外のアスコットゴールドカップ4000mに出て故障引退。



24戦22勝
女版タケシバオーのチートレベル?かな笑




はっきりいって、形容不能です。

そんな彼女ですが、騎手は元からステイヤーではない。特に短距離の適性がずば抜けていたと話しています。



このスピード能力は凄まじい影響力をいまだに持っていて、

5代血統表を超えてもなお、強い力を持っているというのが望田さんの持論で、私もそう感じてます。



ヴィクトワールピサの父ネオユニヴァース、母ホワイトアフェアーともに多くこの血をクロスさせてます。


ネオユニヴァース
Krisの奥にあるSharpen upの持つTehranの母系はPretty pollyの全妹Miranda
母系にあるDonatelloの牝系がpretty polly

Silken wayもWordenからMilandaを持ってます。


ホワイトウォーターアフェア

BustedがDonatelloもってますね。



で、ジュエラーの方に行くと、
母バルドヴィナのほうは、
Supreme Court の5×4を持っていて、この母系はpretty polly なんです。


だから怪物クロスが薄いけど、いっぱいあるんですね。



翻ってキタサンブラックを見てみると、
Pretty Polly一族の最大の発展を遂げた

Lady Angelaの2×3をもつノーザンテーストがいます。


そして前回お話したTiznaの奥にもworden がいますのでMiranda

ジャッジアンジェルーチはTehran持ちでMiranda

ブラックタイドの母ウインドインハーヘアはBusted持ちですのでDonatelloがいます。

リファールのクロスもあるので、当然ノーザンダンサーの持つLady Angela も持ちます。



だからキタサンブラック自身もPretty pollyクロスを結構持っている。


こんな感じで、大量の薄いクロスができています。




ソフトないので、計算してないから、他にもいくつかあるような気もするけど笑





ま、いいや。
勝手な妄想だから。




血統的にはそういう視点があるのだなと。
出資の時に色々調べて感じた。


もちろんヴェールランスの血統ぱっと見は、
サンデーの3×4の話でしょ?と思ったでしょ?

サンデークロスはもちろんインパクトあるし、血統的には奇跡の血量締めで完璧なんだけど、

これからの馬はほとんどこれ持って生まれてくるからさ。
ジュエラー母系のスピード能力
ワンカラットやワントゥワンなどは、ここからきてるんじゃないかなぁと。




さて、無駄にダラダラ長くなりましたが、
まとめ。



こないだ走って思ったのは、ヴェールランスのレースセンスの良さと、スピード。


キビキビとした動きや、ゲートの速さ。
すっと内につけて、少し口割ったけどすぐに慣れて、直線の狭いスペースを割ってのけて、隣の馬が突然暴走しても問題なく走り切る精神力、そして、最後は直線きっちり実力馬を差し切る



競馬で必要なこと

全部一回で教えられて、全部一発回答。




佑介が驚いたって言ったのは、こんなところだと思うんだよね。




馬体重の減少とか、体がまだまだできていないとか色々あるけど、



いくら能力あっても、
レースセンスないと競馬勝てないからね。



僕は、こんなキタサンブラックとジュエラーが紡ぎ出すヴェールランスの走りが、



かつて英国の競馬ファンを魅了したPretty Pollyのような走りに見えてならないのです。


IMG_8270

無事にヴェールランスが、新馬戦を快勝してくれました。


そこで、出資時に書いてはいるのですが、一度走った感想も加えて、頭の中の整理も兼ねて書いて見たいと思います。



キタサンブラック 
2012 鹿毛 
[血統][産駒
Halo系
ブラックタイド 
2001 黒鹿毛 
[血統][産駒]
サンデーサイレンス 
Sunday Silence(米) 

1986 青鹿毛 
[血統][産駒]
Halo 
1969 黒鹿毛
Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well 
1975 鹿毛
Understanding
Mountain Flower
ウインドインハーヘア 
Wind in Her Hair(愛) 
1991 鹿毛 
[血統][産駒]
Alzao 
1980 鹿毛
Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere 
1977 鹿毛
Busted
Highclere
シュガーハート 
2005 鹿毛 
[血統][産駒]
サクラバクシンオー 
1989 鹿毛 
[血統][産駒]
サクラユタカオー 
1982 栗毛
テスコボーイ
アンジェリカ
サクラハゴロモ 
1984 鹿毛
ノーザンテースト
クリアアンバー
オトメゴコロ 
1990 栗毛 
[血統][産駒]
ジャッジアンジェルーチ 
1983 栗毛
Honest Pleasure
Victorian Queen
テイズリー 
1981 鹿毛
Lyphard
Tizna
ジュエラー 
2013 鹿毛 
[血統][産駒
FNo.[1-n]
ヴィクトワールピサ 
2007 黒鹿毛 
[血統][産駒]
ネオユニヴァース 
2000 鹿毛 
[血統][産駒]
サンデーサイレンス 
1986 青鹿毛
Halo
Wishing Well
ポインテッドパス 
1984 栗毛
Kris
Silken Way
ホワイトウォーターアフェア 
Whitewater Affair(英) 

1993 栗毛 
[血統][産駒]
Machiavellian 
1987 黒鹿毛
Mr. Prospector
Coup de Folie
Much Too Risky 
1982 栗毛
Bustino
Short Rations
バルドウィナ 
Baldwina(仏) 

1998 鹿毛 
[血統][産駒]
Pistolet Bleu 
1988 鹿毛 
[血統][産駒]
Top Ville 
1976 鹿毛
High Top
Sega Ville
Pampa Bella 
1981 栗毛
Armos
Kendie
Balioka 
1985 鹿毛 
[血統][産駒]
Tourangeau 
1968 鹿毛
Val de Loir
Torbella
Bangalore 
1973 鹿毛
Cadmus
Balbona



父については、近々でも何度も書いているので、少し短めに。


お父さんはご存知、
GI 7勝
2年連続年度代表馬
賞金王


※訂正しましたー




キタサンブラックです。
FullSizeRender

父ブラックタイド
母シュガーハート
母父サクラバクシンオー
母母父ジャッジアンジェルーチ


現役時代の終盤は、武豊が騎乗して、サブちゃんが祭りを歌いと、華々しいキャリアを締めくくりました。

ただ、それまでは、相当地味なキャリアでした。

まず、血統。
目に入るのは、ディープの兄ブラックタイド。
GI勝ち馬は結局、キタサンブラックだけ。

母父サクラバクシンオーのせいで、距離が持たないと、血統評論家に叩かれ笑
菊花賞も5番人気でした。


そのくせ、長距離勝ち始めると、スタミナ型と言われて、種牡馬になったら

スピードがない突然変異のダメ種馬のレッテルを貼られるという、


本当に不憫な馬ですね
実力をずーっと過小評価された馬でした。



ただ、京都の菊花賞や、天皇賞はスピードないと勝てませんので、元々この馬は相当高いスピード能力を持ってました。


巨軀にも関わらず、抜群の体の柔らかさをもち、武豊も差す競馬だってなんでもできる馬とインタビューで答えたぐらいの



スピード、スタミナの両方を兼ね備えた万能馬だったと思います。



突然変異は走らないと言う人もいますが、真の偉大な種牡馬は突然変異です。
サンデーサイレンスも、ノーザンダンサーも過小評価され続けた馬たちでした。


さて、血統に戻るとあまりクローズアップされないところで母型の奥にあるTizna、
そしてテイズリーについて。

テイズリーが社台ファームに購買される直前にリローンチとの間に生まれたCee’s Tizzyが種馬となり、


なんと、ブリーダーズカップクラシックを連覇する名馬Tiznowを産みます。

これによって滅びる寸前だったマンノウォー系(マッチェム系)がわずかに息を吹き返すことになります。

いま2歳で話題のコマンドラインの母父Tiz wonderfulの父でもあります。

卓越したスピードはもちろんマッチェム系由来が大きいでしょうが、このティズリーからくるキタサンブラックの母系も一役買ってるわけですね。

スピード能力の下地はこの母系と、テスコボーイから連なるプリンスリーギフト系のサクラバクシンオーでできていると考えています。

そして、もう一つ隠し味が、、、


さて、長くなりましたので、ジュエラーは次に回します笑

凱旋門賞で浮かれていましたが、残念なお知らせもあります。


今年のドラフト二位で出資していたアンブロワーズ20が骨盤骨折で競争能力喪失。
引退、ファンド解散となりました。

FullSizeRender

一歳ですので、全額払い戻しではありますが、極めて残念ですね。

左股関節を三箇所骨折って、放牧中にいったい何をしでかしたのかと、、、



いつまで経っても育成が始まらないのでおかしいと思ってましたが。



今年のドラフトは散々でした

第一のメチャコルタは余裕で実績負け。
第二が故障したアンブロワーズ
第三で社台のザレマ(マインドユアビスケッツ)


結局、第三しか残ってない。。。



残り物もすぐ売り切れちゃうし。



あーあ。






いまからやり直せるなら、
やっぱりキタサンブラックをもっと買ったらよかったなあ



第一でアイルビーバウンド(父キタサン)
第二スキア(父キタサン)
第三ザレマ(父マインドユアビスケッツ)


この3頭どりだったな。



今更遅いが。



この世代は、ゼフィランサスの20(ローレル)にも10口出資しました。
父キタサンブラック、兄にディープボンドですので、活躍してくれることを祈ります。


二頭だけかぁ。。。




2016年産 通算1勝
ブーケオブジュエル 1勝
命名 未勝利勝ち 引退

2017年産 通算10勝
ディアスティマ 5勝
リステッド勝ち 故障中
ヴィアメント 3勝
命名 準オープン 
グローサーベア 2勝
命名 2勝クラス

2018年産 通算0勝
ディーコンセンテス 0勝
未勝利引退
ラリマールース 0勝
未勝利引退

2019年産 通算2勝
ヴェールランス 1勝
命名 新馬勝ち
サインオブサクセス 1勝
新馬勝ち
ビーナスローズ 
ボーンシスト 休養中


2020年産
ザレマ20
アンブロワーズ20 引退
ゼフィランサス20(ローレル)





うーーーん。
見事なまでに牡馬ばっか活躍
女の子はロクな成績じゃありません。




女難の相がでていますね笑




あと、隔年でババ引いてます



2019年産は、社台の成績ひどいと言われてますが、二頭だけは今後も活躍して欲しいものです。


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