良いことと悪いこと、おかしな週となりました。


まずは土曜日のブーケオブジュエル。
中京1800m西村騎手(赤帽)でした。

FullSizeRender
道中はインのポケットでうまく足を溜め、いいタイミングで追い出しにかかりますが、4コーナーを回ったここの場面。

なんと、先頭の芦毛コラルノクターンと、隣のロイヤルパープルの緑帽の2頭の極端に狭い間。





ここに突っ込みます!!






無謀としか思えない暴挙に、あっ!!と言った瞬間。
見事に挟まれてズルズル後退。

FullSizeRender

ブーケの最後のレースとなってしまいました。


右前脚に外傷があったということは、突っ込んだときに蹴られたのでしょう。
蹄鉄は外れるぐらいですから相当なキックバック。

バランスを崩して捻ったのか、右前肢浅屈腱断裂という重傷。

競争能力喪失喪失となりました。




いつも思うのですが、騎手の重要な要素の一つに車間の間隔(馬間?)があると思います。
事実、多くの騎手がこの要素について語っています。

ギリギリのところで走れれば砂のキックバックも減らせます。しかし、高速道路で煽ってる車と同じでギリギリで走りながらだと、ブレーキを多く踏んでしまいます。


そのブレーキを踏まないで走れるギリギリの距離が大事で、その感覚(間隔)がないと衝突回避できず、包まれたり、閉じ込められたりします。


西村くんは、若いながらも積極的な騎乗が目立ついい騎手ですが、今年の重賞での駄騎乗を見ても、まだまだ甘い。

あそこは、誰が、どう見ても突っ込めるところじゃない。


三場開催のローカルで走るということは、そういう騎手リスクを内包していることを再確認しました。
最終レースの芝2200mのレースなんかも典型です。あのペースで前を突きに行けない二番手藤岡康太、そりゃ若手にもやられるよ。

とまあ、愚痴はこのぐらいにして。
西村くんには頑張って成長してもらってブーケのような悲劇を二度と起こしてもらわないようにしましょう。


ブーケは幸い、繁殖入りです。


ザッハーマインの血を繋げられる現在唯一の存在ですからね。


ミスプロの強力インブリードがありますが、サンデーの血が全く入ってないので、貴重な存在です。
アメリカ血統はちょっと無理そうかな。
脚元強くないし。


誰をつけるか。。。
ロゴタイプとか、イスラボニータとか?
社台系かなぁ。



初出資の思い出深い馬です。
FullSizeRender
しかし、今振り返ると、、、
なんとアンバランスな馬体。

これは前脚に負担かかるね。

今なら余ってても出資しないな。
動画の動きも硬くて、完全にダート馬。
しかも牝馬。


当時は秋口に思いついたように一口馬主やろう!
ってなって笑

一般募集の二次が始まってだいぶ経ってからと勢いで買ってしまったからな。たしか、ドイツ出張中だった。


一頭だし、はじめてだから名前もじっくり考えて、
ブーケオブジュエル(宝石の花束)が選ばれて、すごい嬉しかったのを覚えてます。



何回か走って、こりゃ勝ち上がれなさそう。。。
と思ったら突然福島で快勝。


最初の勝利をくれたのも彼女でした。


獲得金額は、出資金額に全然届いていないけど、血統表の中に自分の名前が入って、子孫につながるのは嬉しい限り。
子供は体の強い子を産んでほしいです。


ブーケ、お疲れ様でした。
貴重な思い出をありがとう!!