あと一歩届くまで

社台とサンデーで一口馬主を始めました。 ダービー制覇までの道のりを書きます(たぶん、来年勝つわ)

オフサイドトラップと申します。
社台・サンデーの一口馬主。
まったりと競馬やゴルフを語ります。
好きな馬のタイプ:
•栗毛のシャドーロール
•怪我から我慢強く復帰して活躍した馬
•イマイチ勝ちきれないけど、いつも一生懸命走る馬
神:オフサイドトラップ
大好き:ナリタトップロード、サクラメガワンダー
出資馬:
ディアスティマ(サンデー)、ヴィアメント(社台)命名
グローサーベア(社台)命名、ヴェールランス(社台)命名
ディーコンセンテス(サンデー)、サインオブサクセス(社台)

カテゴリ: ラリマールース

今日、更新がありました。


左トモの動きがおかしいとのことで、ずいぶん長い間、原因が出てこないので嫌な予感がしていたのですが、


腸骨骨折だそうです。




9ヶ月以上の休養といっていますが、ご存知の通り腸骨は管骨の一つで、後ろ足を支える最も重要な骨盤の骨。手術できないし、保存療法しかとれません。
治る保証もない競争能力喪失に限りなく近い怪我です。



アドミラブル、ファンディーナとかもこれで引退になりましたが、私は復帰して活躍している馬を見たことがありません。



血統馬ならともかく、ローエングリン産駒の1400万円の馬。


引退は不可避かもしれません。。。。




しかし、左足の球節腫れてるわ、歩様悪い馬を入厩させるグリーンWは何を考えてるのか。


そもそも4月生まれで、どーみても体が幼いラリマールースを、開幕週で、デビューさせる時点で大丈夫か!?

と思ったんですが、やはり早期育成の弊害が出てしまいました。


社台の育成技術の未熟さの被害者(生贄?)になってしまいました。





人懐こくて本当に可愛かったラリマールース。。。

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触り放題ですよ!!!
って言われていっぱい撫で撫でしてしまいました。


なんとか、無事に。。。。
セールに出しても良いので、なんとか繁殖に上がれたら嬉しいけど。












ラリマールースは阪神の新馬戦開幕週に出走。
8着でした。


スタートは案の定ですが若干の立ち遅れ。

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(黄色帽)



道中は中段後ろで足をためて、

3コーナーから4コーナーでは、ポジションを上げ、
4コーナーでは射程圏までは持っていきます。

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しかし、見せ場はここまで。

直線に入ってからは、ため逃していたアスコルターレなどの先行陣から離されて8着入線でした。

この時期で、
タイムは1:23:5
上がり3ハロン35:2ですので、
一定以上の能力はきちんとみせてくれましたので、少し安心しました笑
出走奨励金まで貰えるし!


今回は気性も考慮してかなりソフトな仕上げ。
先週日曜日は追い切り(タイム計測なし)も行いませんでしたし、
今週の最終追い切りも単走でサラッと流す程度でした。



全て、今後のラリマールースのため。



予想通り放牧に出て、さらなるパワーアップと経験を積ませて夏競馬で再登場ですかね。


この時期なので心の余裕が違います。
ブーケなんか年明けダート10着デビューだし、
グローサーベアなんか大暴れしてボロボロデビューでしたから笑


残念ながらカラクレナイというわけには行かなそうですが、しっかりパワーアップして、次はきっちり仕上げてデビューしてもらいまょう!





さぁ、ラリマールースが新馬開幕週でデビューとなります。


追い切りも無事に終わりまして、
団野騎手騎乗でCWコース馬なりで追い切られ、半マイル53.2-39.1-12.6のタイムをマークしました。


とりあえず、まずまずのタイムと言えそうですかね。

寂しがり屋のところが昔からあるようで、他の馬の後ろで走る方が良さそうです。
先週の追い切りでは、早めに先頭に出るとちょっと折り合いをかくところがあったそうです。
レーシングビューアーでも、4コーナーで、口を大きく割りながら外に流れていくラリマーが見えました。

普通の馬と逆?




昨年、社台で開幕週に出れたのは、ラルゲッツァのみで、6月デビューは本当に少なかったと記憶しています。

今年は開幕週に、ステラリアとトゥーフェイスが登場。共に中々の仕上がりのように見えます。

来週以降も続々デビュー予定がありますので、とりあえずここまでは早期育成がうまくいったのかと思います。

去年は坂路改修などもあったので、うまく育成が出来てなかったんでしょうね。

あとは結果ですね。



さて、ラリマールースに話を戻すと、
強敵はこんな感じです。

​アスコルターレ(父ドゥラメンテ)サンデー
カスティーリャ(父モーリス)キャロット
バルレッタ(父エピファネイア)シルク
ハイクォーツ(Dawn Approach)ゴドルフィン


​他にもマスターフェンサーの下とか、色々います。
開幕週、どこの陣営も気合を入れて戦力投入してきてる感があります。


ラリマールースは、4月生まれだしそれほど早いデビューは期待していなかったのですが、


この時期デビューするんですから、それなりの完成度なのでしょう。


ただ、去年のこの時期に出走していた馬を見ると、
ノーザンファームの超一流どころの勝ち馬を除くと、入着クラスの馬でも、その後、勝ち上がりができていない馬が多く見られます。時間がたっぷりあるにも関わらず。


無理に開幕に合わせられたのか、もともと能力が怪しい馬もぶつけてきたのかはわかりませんが、実際は育成能力の巧拙が如実に出ていた気がします。

社台の三頭は、去年のラルゲッツァよりは、調教タイムを見ても仕上がりが良さそうに見えますが、果たしてノーザンファーム相手に一泡吹かせられるか。


注目して見ています。


ラリマールースは、まだまだ馬体も幼いですし、長い競争生活の始まりをじっくり、しっかり無事に乗ってきてもらって、あわよくば入着して欲しいなぁと思うぐらいにしておきます笑


あまり、期待しすぎると大変ですからね。

一口馬主歴も三世代目になって、すこし落ち着いてレースが見れるようになったオフサイドトラップなのでした。





いやはや、コントレイルの強さはさすがでした。


サリオスは生まれた年が悪かった。。。
そう言うしかないですね。

期待したアルジャンナは、パドックをみて一瞬で消しました。

残念ですが、あそこまで気負っては話になりませんね。攻め過ぎたのでしょう。


ヴェルトライゼンデは買えたのですが、三連単はワーケアを2着にしてしまいました。

サリオスは距離は関係なかったですね。



超簡単な競馬だったのに外すのは、やはり、欲に目が絡んでるからだなぁ。。。


ちゃんと馬を評価しないと。



そう、今週からは楽しみなドラフト開始です!!!




仕事が手につかなくなりそうで怖い笑


そして、来週は開幕週から、


ラリマールースが、デビューします。

調教では外に膨れたり、コーナーリングが下手だったりと若さを出しているので、どうなることやら、、

浜中も乗ってくれないみたいだし、団野騎手に変わってしまいました。

ま、この時期にきちんとデビューしてくれるだけで満足です。

今年乗れてる騎手なので、競馬をきっちり教えてきてもらいたいですね。

がんばれラリマールース!





すこし時間かかりましたが、無事にラリマールースがゲート試験を合格しました。
そして、嬉しいことに6月の阪神で新馬デビューすることが決まりました。


寂しがり屋とか言ってたんですが大丈夫だったんですかね。

よかったです。


早期デビューできたこともあり、せっかくなので記憶にとどめる意味でも、

出資理由について少し書こうかと思いました。


もともと募集時に、チェックはしてたんですが、第2、第3にはいれませんでした。

しかし、父ローエングリンで、母がダート馬ロマンシングジェム。初子のフラッシングジェムもダート馬ですから、


ダート牝馬ということで人気がなかったようです。
番組少ないですからね。中央には牝馬限定ダート重賞ないし。

二次でも余っていたので2口出資しました。



でも馬体、特に繋ぎはかなり寝ていて、芝でいけるのでは?と思える仕上がりです。

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ラリマールース


バランスも良く、トモの張りもいいです。
首の太さも細く、私の好みです。


この馬も、今週土曜に未勝利脱出かけて出走するグローサーベアと同じでかなり募集時は小柄でした。
(それも人気減らした理由でしょう)


出資を決めるにあたり、
何より私が真っ先にチェックしたのは、あの馬です。

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さあ、誰でしょう笑












おそらく察しのいい方は気づかれると思いますが、父ローエングリンの活躍馬



ロゴタイプです。
(募集時写真ですが、冬毛が多いです)


朝日杯、皐月賞、古馬になってからも安田記念を勝つなど、タフに7歳まで走り続けて種牡馬入りしました。


馬格は、牡馬のロゴタイプにはかないませんが、
ラリマールースは、ロゴタイプにシルエットがよく似ています。

写真並べて見てみると、被りまくりです。
むしろトモはラリマールースのほうが張ってるようにも見えます。



同じく同配合で活躍したカラクレナイと比べると、正直、上の二頭の馬体はカラクレナイより、かなりバランスがよく見えます。

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カラクレナイ






血統面で母系を比較して見ましょう。

ラリマールースは、母父がアグネスタキオン、母母父がデインヒル。ダンジグ系ですね。

また重要な点で母系の奥、

母母母母のPush a buttonは、実は父Bold Lad(父Bold Ruller - 父父Nasrullah)×Prince John(その父Purincequillo)になってますので、
今流行りの血統家大好きな



ナスキロ系ですね
(Nasrullah×Princequillo)
切れとスピードを大幅に増幅すると言われています。


おそらくこれが、アグネスタキオン(サンデー系)とのニックスに、プラスαで必要なものです。

父ローエングリンは、元々欧州三冠馬Mill reef(父Never Bend-父父Nasrullah、母父Purincequillo)のクロスを持ってますので、

ラリマールースは、ナスキロのクロスが多く発生するわけです。
さらにいうとBold ruller(父Nasrullah)のクロスも発生



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ヘイローとノーザンダンサー、そして、ナスキロクロスが遠くにあるわけです。





ロゴタイプは、
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母父サンデーサイレンス、母系はボールドルーラや、ヌレイエフなどが見えるスピードに特化した系統が多く見え、同じくヘイローとノーザンダンサーのクロスがあります。

これも同じくですがRisen Starの父Secretariat(米国最強の三冠馬)が同じくBold Ruller(父Nasrullah)×母父Princequillo のナスキロですので、

ナスキロクロスとなります。



カラクレナイは

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ラリマーと同じく母父アグネスタキオンに懐かしのレッドチリペッパー!
アンブライドルドのミスプロ系とカロの系統もありますので、こちらもかなりスピード特化型。

Unbridledの父FappianoがPurincequilloを持っており、他にNasrullahの血もいたるところにあるので、これもナスキロクロス発生

同じくヘイローのクロスがあります。





ということで、走る条件?かどうかはわかりませんが、ピックアップすると、


①母父系統がサンデー
②ヘイロークロス(①で、自動的に発生)
③母系にスピード血統(ダンジグ、ヌレイエフ、カロ、ボールドルーラーなど)
④ナスキロのクロスが発生


以上、活躍してる馬には共通点が多いです。
ラリマールースも同じ構成。



逆に微妙に違うのがハッピーグリン。
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母系は、ブライアンズタイムやニジンスキーなど。これでもかというスタミナ系が入っています。
洋芝中距離得意なのはここらへんの血の系統でしょう。


実は一部でニックスと言われる、
父ローエングリン、母父アグネスタキオン(サンデー系)の中で、

いまいち成功していない馬たちは母系が少し重苦しく、スピード系の血がないんです。
ハッピーグリンも走る馬ですが、若干スピードが足らず洋芝が得意なのはそれが影響しているのではと。


追伸:よーーーーーく見たら、相当遠いところにナスキロを発見。
母母母母母(5代母)のStick to Beautyの父IllustoriousはRound Table(父Princequillo)で母父がNasrullahでナスキロの逆バージョンでした。




ここが、血統的なキーポイントかと思っているのですが、その意味でラリマールースは全く問題ないですね!



馬体、血統ともに、活躍している条件に適合してますので、出資にいたったわけです。


長くなりました笑









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